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2017/02/23

【プロファイル】サッカー、本田圭佑

本日は、サッカーで話題の本田圭佑を取り上げましょう。

今、彼は、所属クラブのミランで出場機会を失っており、イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』では、「ミランの本田は影が薄くなった。ベンチから世界を…」という見出しで報じられています。本田に対して同メディアは「トップチームのトレーニングに参加していながら、監督の構想外となっている唯一のミラン選手。ケイスケは(リーグ戦で)昨年12月12日以来プレーしていないのに、文句を言わない。日本の司令塔は奇妙で異常だ」と指摘。出場機会が必要な状況で移籍を拒み、さらに居場所がない今のチーム内での立場をも受け入れているようにも映る背番号10の姿勢に、疑問を投げかけています。


本田圭佑のタイプ診断をするため、彼の小学校の卒業文集を読みました。

文章は「ぼくは大人になったら 一流のサッカー選手になりたいというよりなる」から始まります。読み進むと、世界一になって大金持ちになったら親孝行をするという言葉があり、私はこの時点でタイプ6ではないかと思い始めました。世界一の先にある最大目的が親孝行というのは、タイプ6の「守られた環境の中で、何かを支えたい」という根元的欲求としてよくあるケースです。さらに読み進むと、Wカップで有名になり、呼ばれてセリエに入団し、レギュラーになって10番で活躍し、プーマと契約し、自分が作ったスパイクやジャンバーを世界中の人が買って行ってくれる・・・その後、日本に帰り10番をもらってチームの看板になる・・・など、将来のサッカー人生における成功プロセスが丁寧に考えられていることが分かります。

因みに、イチロー選手(鈴木一朗・タイプ1)の卒業時の文章も読みました。彼の文には「1週間中で友達と遊べる時間は5~6時間です。そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になれると思います」と書いています。タイプ1的な頑張り続ける自分の姿を成功の理由とし、自分の努力を、またさらに上を目指す、自分を鼓舞する道具として表現しています。いかにもタイプ1らしい、自分に厳しさを求め続ける求道者の姿です。イチローの文章内容は本田圭佑のように、世界を舞台とした成功までのプロセスを、綿密に考えているものでありません。

本田圭佑のタイプは、私はタイプ6であるように考えます。彼は、自分の描いた人生設計の中途で、自分の綿密な計画プロセスとは違う道を歩まされそうで、不安で苦しんでいるのでは無いでしょうか。自分の成功への計画と実績が自分を支えてきたのだが、今ここで彼を支えてくれるべきプロセスが消えてしまいそうで、非常に苦しい状況にあると思います。

もし、今の彼にアドバイスをするならば、「今まで自分の足で歩いてきた、自分を信じて、一歩前に出ろ。行けばわかるさ(猪木流・笑)」でしょう。彼に必要なことは「自己信頼」です。

みなさんのコメントや、取り上げて欲しい方をこちらにどうぞ→ info@enneacoach.com

タイプ1・・・完全主義者「星一徹」
タイプ2・・・博愛主義者「ドラえもん」
タイプ3・・・成果主義者「峰不二子」
タイプ4・・・ロマンチスト「スナフキン」
タイプ5・・・研究者「名探偵コナン」
タイプ6・・・サポーター「マスオさん・星飛雄馬」
タイプ7・・・楽天家「サザエさん」
タイプ8・・・挑戦者「ジャイアン」
タイプ9・・・平和主義者「ウルトラマン」

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