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2016/04/19

【メーシー教授】不登校など、家庭に問題がある家族がしなければならないこと

「さくらちゃん(大学2年女子大生)」と「メーシー教授」が、あなたの人生に価値の高い気づきを与えてくれます。

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さくらなやみ

私のお友達のK子ちゃんのお家では、弟さんが不登校で、そのことで相談を受けました。

 

 

メーシー教授

 

それは深刻じゃのう。具体的には、どのような事かな?

 

 
 
さくらなやみ

 

弟さんは小学校5年生の時から不登校になって、2年が経ったそうです。ご両親も、そのことで喧嘩が絶えず、離婚するかもしれないって、K子ちゃん、泣いていました。

  
メーシー教授

 

家族の問題を解決する方法の一つに家族療法というものがある。家族療法は、問題である本人ばかりではなく、本人を取り巻く家族関係や家族員全体を対象として行うカウンセリングのことじゃ。

 

さくらなやみ
 

どうして、みんなで行わなければならないんですか?K子ちゃんは、大丈夫なのに。

 

メーシー教授

他人や親からすると、確かに学校に行けない子供より、行けている子供のほうが問題がないように見えるかもしれない。家族療法は、この不登校になってしまった弟さんが悪い子、K子ちゃんは良い子、K子ちゃんの両親がダメな人たち、などという考え方はしない。不登校になった弟さんは、家族という円がより丸くなるように、声にならない声を出しているだけなのだと考えるのじゃ。その声を聴いて、家族全体がよりよく機能できるように介入していくのが家族療法。

さくらなやみ

 

誰も否定しない、優しい考え方なのですね。

 

メーシー教授

その通り。その時に大切なことは、家族全員が、自分を良く知るということじゃ。いわゆる自己理解じゃな。自分を良く観察することで自分が無意識に行っている態度や行動や言葉が、家族の誰にどのような影響を与えているか。自分を客観的に知ることで、気づきが生まれ、他者との関係改善が実現する。

 
 

さくらなやみ

へぇー、カウンセリングって、心療内科の先生たちと、お話しすることだと思っていました。家族全体がよりよく機能できる事を目的に、自分たちでもしなくちゃいけないことがあるんですね。他には、何かありますか。

 

メーシー教授

家族全員が、お互いを良く知ること。他者理解じゃな。他者である家族の一人ひとりを深く知ることは、弟さんが家族から受け入れられていることを確認でき、家族のつながりを強化することが出来る。

 

 

さくらなやみ

 

家族も他者と見るのですね。でも、家族でいつも一緒にいれば、お互いのことが良く分かっているはずじゃ・・・。

 

メーシー教授

子供の本質的な深い部分を知っている親はほとんどいない。表面的な親の価値観で「この子はスピードが遅い」又は「怠け者だ」、「しっかりしている」などと勝手に決め付けている事が大半だ。親の価値観であるフィルターをいったん外し、子供の自我・気質をエニアグラムで理解することで、本当の他者理解が可能になる。

 

 

さくらハッピー

エニアグラムで自我・気質を知ると、子どもの本当の姿が気質のタイプごとに理解できるのですね。自分を知って、自分のふるまいを知り、改善していきながら、本当の相手を知ることで、改めて家族の絆を深めるのですね。メーシー教授、今日も良い事を教えてくれて有難う。K子ちゃんに、エニアグラムを家族で学ぶと良いよって、教えてあげます。

 

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