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2018/02/13

【メーシー教授】人生が開ける技術

「さくらちゃん(大学3年女子大生)」と「メーシー教授」が、あなたの人生に価値の高い気づきを与えてくれます。今日は、「(さくらちゃんの)パパ」が「メーシー教授」に相談に来ています。


■人物紹介

メーシー教授メーシー教授

秋田県出身。専門は性格応用心理学。ビジネスにも詳しい。野球選手の大谷の読み方を「オオヤ」か「オオタニ」のどちらかも知らないのに、ラジオのキー局で野球選手の人物解説を平気でするなど、かなりユニーク。

 

さくらハッピーさくらちゃん

大学3年生、心理学専攻、テニスサークル所属。趣味は食べ歩き。特にケーキには目が無い。

 

(さくらちゃんの)パパ

人事系コンサルタント会社経営 メーシー教授からビジネス上の課題にアドバイスをもらっている。

 

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お世話になります。多くの経営者や、社員の方とお会いしていますと、物事がうまくいく方と、反対にいつもトラブルに巻き込まれたり、障害が現れやすい方がいます。トラブルに巻き込まれたり、障害が現れやすい方は、どうしたらうまくいくようになるのでしょうか。

 

メーシー教授

 

コンサルティング技術の一つに、HMW?という概念がある。

 

 

 

どういうことでしょうか。

 

メーシー教授

 

HMW?は、英文の頭文字、How Might We?の略じゃ。日本語の意味は「どうしたら、我々は○○をすることが可能になるか?」。

 

 

具体的にはどういうことでしょうか。

 

メーシー教授

 

例えば、今、日常で使っているスマホの存在を、江戸時代の人は想像できたであろうか。しかし人類の歴史は、常に、その時には存在しないものを作り出すことが出来てきた、発展の連続じゃ。

 

確かに過去から見れば、当時ではとても想像することが出来ない現実に、我々は生きています。大林組が研究している、宇宙エレベーターなどもそうです。宇宙エレベーターは、理論的にはもうすでに可能と考えられており、実現に向けて実用実験に入ると聞いています。

 

メーシー教授

ここで大切なことは、いつか、どこかで、スマホを想像し、又は宇宙エレベーターの実現に向けて、「どうしたら、我々は○○をすることが可能になるか?」と、研究を始めた人がいたということ。また、どのような時代でも、発展の連続の過程で、様々なトラブルや障害は当然あったはず。それを、乗り越えさせたのもまた、HMW?「どうしたら、我々は○○をすることが可能になるか?」との問いが、繰り返しあったからじゃ。

 

なるほど。道を開き、我々を発展させる原理は「どうしたら、我々は○○をすることが可能になるか?」と、問うことなのですね。しかし、多くの人は、HMW?と自分に問うことが出来ません。何故でしょうか?

 

メーシー教授

 

全ての性格タイプの下にある囚われが邪魔しておる。又は、過去の狭い体験の中で物事を判断する範囲でしか、未来を意識できていない人は多い。

 

 

性格タイプの下にある囚われとはどのようなことでしょうか?

 

メーシー教授

タイプ6の方は「それを行うことのリスク」から発想する。まず「出来る」という信念、理念を持つこと。タイプ1の方は、「自分の、こうあるべき」からの発想によって、行動域の範囲を自ら狭めておる。多様な可能性がある現実を受容すべき。タイプ9の方は現実から離れ、「どのようなことも、大したことではない」と仙人のような人物になり、自分の人生を生きる努力を怠る。一人、雲の上から地上を眺めることを止め、地上に生きる人々と共に生きる努力をすべきじゃ。

「HMW?」という、トラブルや障害を乗り越え、人生を開けたものにする概念の存在を知りました。教授、今日も良いことを教えて頂き、有難うございます。

 

 

 

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