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株式会社エニアグラムコーチング - ブログ

2017/12/07

【今日のあなたへ】ヒューマンスキル道場

エニアグラムコーチング社が隔週で行っている

エニアグラムコーチングの基礎クラスでは、

高度なヒューマンスキル技術を教えています。

高度なヒューマンスキルとは、

例えば「刺激」と「反応」と「選択」についてです。

 

企業研修でマネジメントを学んだ方は、

「刺激」に対して自動的に反応することを避けて、

「刺激」と「反応」の間に

「選択」又は「判断」を置くように、と学びます。

 

しかし、エニアグラムコーチングでは、

「刺激を受けない方法」を学びます。

「刺激を受けない方法」は、各性格タイプが持つ「意識」の位置を、

あえて変えることで可能になります。

「刺激」を受けなければ、「反応」がありませんので、

「より正しい選択、又は判断」が出来るようになります。

そしてさらに「正しい選択、判断の基準」を学びます。

 

 

マネジメントについての「判断の基準」は次の4つの項目です。

以下の項目にある相手とは、部下、同僚、上司、組織だけではなく、

社会やお客様をも含んでいます。

 

その「正しい選択、判断の基準」は・・・

 

1、相手の成長のためになるのか

2、相手を喜ばせることになるのか

3、相手のやる気を出させることになるのか

4、相手を幸福にすることになるのか

 

例えば、相手の成長になるであろうと考えて

行ったマネジメントによって、

相手のやる気を削いでいることがあります。

相手を喜ばせようと思ってしたことが、

相手の主体性を奪い、逆に力を弱めさせていることもあります。

しかし上記4項目に照らして、マネジメントを行えば、

間違いはほとんど生じません。

 

神戸製鋼のデータ改ざん、不正問題を考えた時、

不正行為を「選択」していたことが4つの項目のうち

 

2、相手(社会、お客様と社員)を喜ばせることになるのか

4、相手(社会、お客様と社員)を幸福にすることになるのか

 

と、自ら問うていれば、企業信頼の失墜、

まじめな社員たちを傷つけることは無かったのです。

今、厳しいコンプライアンスや、

グローバル企業ならではの評価にさらされている大手の経営幹部も、

上記4つの項目に照らして、

「判断」「選択」を誤らないようにされてください。

 

安村明史

 

 

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