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株式会社エニアグラムコーチング - ブログ

2018/06/28

ダイバーシティで自我(エゴ)の活用を

ダイバーシティとは、年齢・性別・国籍・障害の有無を越えて、

それぞれの多様性を受け入れ、

それぞれを活用しようとする考え方です。

 

日本では、特に一番遅れているのが女性の活躍と言われ、

女性の活躍を推進する運動が行われています。

そしてその背景には

「男女関係なく能力を発揮できる風土」が

少ないことが指摘されています。

 

ですから、「風土づくり」に取り組んでいる

ダイキン工業のような企業もあります。

ただ、「年齢・性別・国籍・障害の有無に関係のない能力の発揮」と言われても、

当然、男女にも年齢にも能力の差が存在しますので、

上手く納得できない自分もいます。

私は男性ですから、子供を産む能力は備わっていないですし、

情の厚さでは、男性は女性にかないません。

 

しかし、年齢・性別・国籍・障害の有無を越えて、

それぞれの多様性を受け入れようとする考え方に

最もふさわしいのは、エニアグラムであると、

私は考えています。

エニアグラムは、人間の9つの自我(エゴ)の理解と応用ですが、

エニアグラムは、年齢・性別・国籍・障害の有無に

全く左右されません。

 

例えばタイプ4のスナフキンの強烈な特徴は、

国籍がどこであろうと、年齢がいくつであろうと、

男女がどちらであろうと、障害があろうとなかろうと、

全く関係がなく存在します。

 

ではその違いはと言えば、

タイプ4のスナフキンタイプは、

同時に物事や業務を進めることが出来ます。

10分ごとに4種類の別の仕事をしても、上手くやれます。

また料理人で一流のシェフにはタイプ4が多いのですが、

同時に、煮る、切る、焼く、炒める、洗う、を行います。

タイプ9のウルトラマンタイプには、

10分ごとに仕事を切り替えることや、

全て、同時に仕事を進めることは難しいでしょう。

 

その代わり、タイプ9のウルトラマンタイプは、

3時間、4時間、洗い物などの同じ作業を続けていても全く平気です。

逆に、タイプ4のスナフキンタイプは集中出来ず、

すぐに飽きてしまいます。

 

年齢・性別・国籍・障害の有無を越えて、

それぞれの多様性を受け入れ、

それぞれを活用しようとするならば、

ぜひエニアグラムを職場に取り入れ、

性格タイプ別に人間の自我の多様性を活用することが、

効率を高め、楽しい働き方の実現になると思います。

 

 

安村明史

 

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